少年時代の響き(ハチャトゥリアン) [ハチャトゥリアン]
曲集名 | 「こどものアルバム 第2集「少年時代の響き」 |
作曲者 | アラム・ハチャトゥリアン |
出版 | こどものアルバム 第2集「少年時代の響き」(全音楽譜出版社) |
CD | - |
ソ連時代のロシアを代表する作曲家,ハチャトゥリアンの子どものためのピアノ曲集。
以前から出版されていた「少年時代の画集」を「こどものためのアルバム」第1集とし,
これはその第2集。
ハチャトゥリアンの作品を演奏する上で必要な,くっきりとした明るいタッチ,
スタッカートを多用した歯切れのよいリズム,独特なリリシズムを味わうのに最適な教材と言えるでしょう。
【楽譜】
ハチャトゥリャン こどものアルバム 第2集 “少年時代の響き”
- 作者:
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 2007/08/06
- メディア: 楽譜
曲名 | レベル | 演奏時間 | 調 | 解説・演奏のヒント | |
1 | なわとび | A+ | 0:25 | D dur | Allegro 4分音符=144とあるが,2分音符の間違いでは? 2拍子と考えて弾きます。 |
2 | 夕べのお話 | A+ | 1:25 | a moll | Andante cantabile これがハチャトゥリアン風のメロディ。お話をするように,フレーズをよく歌って。 |
3 | 東洋のおどり | A++ | 1:40 | a moll | Allegro marcato 易しいが面白い曲。エキゾティックな感じもよく出ている。左手にでるメロディをきちんと出して。 |
4 | ブランコにのった豹 | B | 1:10 | C dur | Allegro non troppo タイトルも内容も面白い曲。ブランコに乗って揺れているイメージで。1,2小節ごとに気分が変わるので,気持ちの切り替えとともに,テクニックの使い分けを・・ |
5 | タンブリン演奏 | B+ | 1:25 | - | Allegretto リズミカルで楽しい曲。タンブリンのリズムを上手に模している。和音のしっかりとした連打のテクニックが必要。 |
6 | 2人のおかしなおばさんが,けんかをしました。 | B+ | 1:30 | c moll | Vivo トッカータ風の作品。「少年時代の画集」の「エチュード」を連想させる。スタッカートを多用するので,適切なタッチを身に付けて弾くことが大切。 |
7 | 葬送の行進 | B | 2:50 | - | Andante sostenuto 和音とユニゾンを多用した曲。子どもには譜読みが大変かも・・ |
8 | リズム体操 | B++ | 1:25 | - | Allegretto 左手の半音階の動きの上に,右手のリズムが軽快に |
9 | トッカータ | B++ | 2:50 | - | Allegro vivace 弾けたらカッコイイ♪キレのよいリズム感が気持ちいい。それを表現するためにはキチンとした指先のテクニックが必要。 |
10 | フーガ | B++ | 2:10 | - | Allegretto giocoso 3声のフーガ。レベル的にはシンフォニアと同等と言うが… 複付点と付点を正しく弾き分けましょう。 |
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